日々

まいにち。いや、ときどき。

記憶

今日は「あぁ荒野」(映画)を見ていて、この原作になっている寺山修司の小説を、読んでいたときのことを思い出した。

 

もう何年も前、小説のスジは思い出せないくせに、それを読んでいたときの自分はよみがえってきた。

深大寺の植物公園に、クロスバイクでけっこう時間をかけて行って、たぶん秋とか冬の寒い時期で、1人で、午後の晴れた陽射しの中でベンチで文庫本を読んだんだった。陽射しが強くて、頁に反射して眩しかった。忘れていたけど、ちゃんとあの日の風景や手触りが頭の中の引き出しにおさまっていた。なんかなつかしいし、うれしかった。かなしくもあるけど。