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日々

まいにち。いや、ときどき。

名前がなくなる

わたし、と自分のことを呼ぶたびに、わたしって誰よ、と思う。

自分とは何か的な、謎の思春期のような話ではなくて、単純に「わたし」という呼称になじめないだけ。子供の頃から自分のことを名前で呼んでいたので。でも大人になった今、人前でそんな風にしゃべるわけにもいかないから、わたし、と呼ぶ。でもうまくなじめていないし、そう呼称するたびに、自分とわたしが乖離していく感覚がある。

こんな風に呼び続けたら、いつか名前がなくなって、わたしって名前の人になってしまう気がする。なったところで誰もそのことには気づかないんだろうけど。