日々

まいにち。いや、ときどき。

夢のはなし

今日見た夢のはなし。

状況は恋人と今にも別れるという時
恋人は他の誰かに決定的に心を奪われつつあり、それをわたしは恐々と、誰にも言えずにこらえている。今にも失わんとする、その気持ちは真っ黒い分厚い金属板でぴったり空を密閉されたみたいな感じ。見えないし息も苦しい。
夢は、それが夢だと気づかない限りとことんリアルだ。本当にその感情を体験しているから、ダメージも深いし、起きた後の生々しさったらない。

わたしはその気持ちを抱えたまま女の人たちと遊びに行く。メンバーは今まで仕事で出会った人たちからランダムに選ばれていて、とりあえず謎な面子。少なくとも親密な間柄ではない。乗ったこともない線の電車で、さらに乗り継いで、知らない駅へ行く。閑散としたホーム。Suicaで改札を出ようとするけど、出られない。そうだ、切符しか使えないんだった。電車代は1388円だった。けっこう遠い。

知らない道を歩き、グループのリーダー的な人(ここはその人の住んでいる街)に案内されて、ある居酒屋に入る。芸能人がよく来るので、その人はこの店を案内したかったらしい。
奥のテーブルにはおじさん達が集まっている。店の雰囲気はおしゃれな感じではない。かといって赤ちょうちん風な風情があるわけでもない。たぶんスーパー銭湯の休憩室、あんなのに近い。白い壁、簡素な長机。
キッチンカウンターには、でんでんが立っている。でんでん!客席の奥には北の国からの純役の吉岡さんが座ってる。あと中央にも中年の男優さんがいたはずだけど思い出せない。そこにいるおじさんたちはみんなテレビに釘付けで、話題が変わるごとにテレビに向かってあれこれ口汚く罵っている。

それを見ながらわたしは恋人の心が離れていくことについて考える。金属板にふさがれたまま夢は終わり、現実が始まる。

目を覚ますと部屋は灰色で
夢も嫌だけど、現実もそう変わらなかった。