日々

まいにち。いや、ときどき。

映画の話 アンドレイ・タルコフスキー

タルコフスキー作品は、確か昨年くらいから見始めたと思う。

初めは、「鏡」と「惑星ソラリス」を見たのだけれど、ソラリスの方はともかく、鏡は正直よくわからなかった。映像が美しいことはわかるんだけど、それ以上踏み込めなくて。

今年に入って、「サクリファイス」「ノスタルジア」「僕の村は戦場だった」「アンドレイ・ルブリョフ」を見て、少しずつ見方がわかってきた。多分今もう一度「鏡」を見たら、だいぶ違った見方が出来るんじゃないかな。

どの作品もねー、いいです。なんていうか、見るコツを掴むと、ある程度の忍耐と洞察力を駆使して、読み解いていく感じっていうか。うん、いや忍耐だけじゃないよ。頭でっかちじゃなく、読み解きつつも、そのまんま感性に従って感じれば良いっていうか。そうやって見ていくと、本当に素晴らしい、というか素敵、です。美しいです。とても。静かで、押し付けがましくなくて。物語もすごく胸に届きます。特にノスタルジアと僕の村〜は、胸がいっぱいになりました。

 

今年自分で成長したな、と思えたのはこういった作品を見ることができるようになったこと。本もそう。昔だったら投げ出していた物語を、辛抱強く読み進めることができるようになったように思います。これはこれからの人生を豊かにしていく、不可欠な要素だと思う。ちょっと敷居の高いように思える作品たちも、ある程度腰を据えて臨めば、ちゃんと理解できるし、より質の高い、というか満足度の高い高揚感を味わえる。もっとたくさんの作品に触れていきたいです。触れなきゃもったいないよ。人生。