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日々

まいにち。いや、ときどき。

「Mommy」

グザヴィエ・ドラン監督「Mommy」観た。

ドラン作品は全て見ていて、ファンです。年が若いとか、イケメンだとか、ゲイだとかは関係ないです。彼の作るものはみんな本物のように感じるから。

映画って、映像がかっこいいだけ、とか、物語が良いだけ、とかじゃダメなんですよね。総合的に、いろんな要素が極まってないとダメな気がする。

この作品に出てくる登場人物、みんな本当に生きています。ヒーローも悪役もいない、強盗もスパイも殺人もない。みんな本物のように生きています。出演している俳優さんたちの圧倒的な演技。創造性にあふれた音楽やカメラの撮り方。

そして何より物語が、人間そのものを真っ向から書いてます。

もう見ているこっちが眩しくて、美しくて、苦しくて、泣きました。本当に素晴らしかった。同世代にこういう人がいるなんて、嬉しい。リアルタイムで新作が観れるんだもんね!

 

ダイアンの最後のセリフ、

けして目新しいわけではない、希望についてのセリフなのだけど、

あの物語を経た彼女が言うことによって、あの女優さんの演技によって放たれることで、

すごく力のある言葉となって響いてきました。

私も選択しなければ。幸福のために。