日々

まいにち。いや、ときどき。

窓の外

夕方5時ごろかな、ふと窓の外を見たら、空がとてもきれいだった。

夜のはじまりの青と少しのオレンジで、どちらも彩度の低い。どこまでも透明な。澄みわたりすぎて、こっちの心まですかすかのからっぽになりそうな。鮮やかな空とか雲もいいけど、やっぱりこういう繊細な雰囲気の方が惹かれるなー。月もかぎりなく細ーい三日月が一番好きだし。

風邪

ここ一週間くらい風邪をひいてた。今はようやく治りかけで、でもまだマスクとティッシュが手放せない。毎日ほとんどベッドにこもり、眠ろうとするけど鼻がつまったりでうなされて起きる、その繰り返しだった。味覚も嗅覚もない。風邪の匂いだけ。風邪の匂いは子どもみたいで心もとない。

 

誕生日には熱が出た。寒気とともに29歳になった。別に熱が出てしまったこと自体は、残念ではない。熱が出ると、ある領域はぼんやりして、ある領域はとぎすまされる感じがするから。不思議な感覚で、なんかちょっとスペシャル感があって楽しかったりして。

あ、でもせっかくのケーキやお肉の味がわからなかったのはちょっと残念だったかも。それもそれかな。どうかな。

記憶の片隅

ようやく秋の気配がし始めて、自転車を乗るときに虫を警戒しないでよくなった。(いや、油断してはいけないけど…!)歌いながら、ふんふんこぐ。

仕事が夜終わる日には、外に出ると秋の虫の(こわくない)きれいな声がして、湿っぽくて、新しい季節の夜の匂いがする。とてもうれしい。いっつも3回くらい鼻から思いきり吸い込んでる。で、ちょっとわらってる。

 

たまに思うのは、自分が山ほど作った音楽の歌詞を、断片でいいから、時おり誰かが思い出してはくれないだろうか、ということ。自分が絶体絶命で、あるいは諦めの中で置き換えた言葉が、なにかふとしたきっかけで甦って、そのときのその人がはたと、なにか思い当たることがあればいいと。そうか、こんなことをこれを書いたあいつは考えていたのかと、そんな風な心のつながりを持つなんてことはできないのかな。

なんて、妄想。たまに願ったりする。

 


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カタルシスのプロ

近年の過剰な涙もろさもプロの域に達しつつありまして、今では登場人物とほぼ同じタイミングで泣けるまでに成長しました。

例えば映画のシーンで人物の目に涙がたまり始めたら。小説で主人公がぞくっとしたら。先の展開を察して一緒に。レッツすたーと

物語からこんなにカタルシスをもらって、一体どこまで解放されたいんだ、わたしは。

 


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宣言

3ヶ月後に友人の結婚式に出席することになったので、こりゃいかん、痩せないと。と今度こそ一念発起。挫折しないようにここにも書いとく。

 

なんとか抜き、とかじゃなくて、筋トレとヨガでヘルシーにがんばります。運動運動。

食べ物は、体にいいものだけ食べる。豆腐とか納豆とか魚とかさかなとか。

結果出ますように。

町田康フィーバー

町田康さん熱冷めやらず。

町田さんの名前は前から知っていたけど読んだことはなくて。なんか謎の先入観で、子供とかを主人公にして、国語の教科書に載りそうな話を書く人のような気がしてて。笑 

でもなぜか1冊手にとって読んでみたんですね。わたしは未読の作家の作品を読む時は短編から入ることが多いので、「浄土」という本を読んでみた。そしたら。めちゃくちゃ面白い。例の謎のイメージとは真逆の、かなり型破りな人で。私は一気に虜になった!町田さんは元パンクロッカーで詩人だった。いや、冗談じゃなしに。

言葉のチョイスが自由で、ていうか何でもありすぎて好きだ。秩序なさそうであるとこが好きだ。テンション高いとこが好きだ。滑稽で、笑わされて、でも哀しくてたまらないとこが好きだ!

 

ここのところは「告白」を夢中で読んで、読み終わって、うおー、哀しすぎる、と思って、母にこの感動を伝えたら、今度は母が読み始めた。わたしのおすすめっぷりが良かったらしい。自分がぐっときたものを、他の人が共有してくれるというのはうれしい。